あれ?足のシビレが無いわ~⁉


本日の腰痛新常識
『疼痛を5番目のバイタルサインとして数値化することでいくつかの問題点が浮上している。
このプログラムを導入したことによって術後患者に対する鎮痛薬の過剰投与が生じ、
疼痛は完全に除去すべきという方向へ振り子が大きく振れた。』

http://1.usa.gov/mUGmFr

これは最悪ですね。

患者さんは腰痛や肩こりの痛みを恐れてさらにカラダを動かさなくなってしまいます。

これでは腰痛や肩こりなどの慢性疼痛の治療にはなりません。

「多少の痛みは生きている証拠!」くらいの気持ちでなるべくカラダを動かしましょう。

(日常生活を続ける事)

 

先月から来られている40代の男性の患者さんですが、

痛くなるのが怖くてクスリを予防の様に飲まれていました。

当院に来れれるときも朝にクスリを飲んで来られるので、

変化が分かりにくい状態でしたので、先週「出来れば薬を飲まずに来てください」

とお願いしていました。すると「今日は何となくいけそうだったので、

薬を飲まずに来ました」という事でしたので、

施術後立った状態で確認していただきました。

すると「あれ?足のシビレが無いわ~」と驚かれていました。

勿論腰の痛みもなかったです。

痛みがあると不安を感じるので鎮痛剤を飲みがちですが、

鎮痛剤で痛みを止めていると余計に痛みを感じることが多くなります。

出来れば飲み続ける事はしないようにしてくださいネ。