睡眠を良くする4つのご提案


~睡眠導入剤などを服用する前に~

 

 

 

 

皆さんこんにちは(^O^)/

2020年  5月  22日  (金)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

先日ある患者さんに相談されました。

「夜何回も目が覚めるので寝た気がしないんです」

 

 
というものでした。
 
他にも「なかなか寝れない」とか「もうちょっと寝たいのに目が覚めるのが早いねん」
という人もありました。
 
 
皆さんの中にもそういう経験をされた方もおられるともいます。
 
私は、基本的には寝たら最後朝まで目が覚めないのですが、
それでもなかなか寝付けない時、ふと目が覚めるとき、全く眠くない時などよくあります。
 
そんな時私は、「今日はそんな日なんだ」と受け入れ、寝れなかったら本を読んだり、あまりお勧めできませんがスマホを見たり水分補給をしたり慌てずゆっくりと過ごすようにしています。
(あっ昔々は寝る時に本を読む習慣があったのですが、その時は面白い本だと朝まで読んでいた事もあります)
 
 患者さんにも、その事をお伝えして様子を見ていただきました。
 
特に高齢の方で、仕事を退職された方は、現役で働いていた時よりも疲れていない事があります。
なので眠りも浅くなりがち。
又、ストレスの多い方も眠りが浅くなります。
 
『寝れない』『寝付けない』『目が覚めるのが早い』という方の中にはすぐに病院で睡眠導入剤を処方される方もおられますがまずは、自分を認めてあげて下さい。
 
もしかしたら朝早く目が覚めるのは寝る時間が単に早いだけの場合もあります。
 
これは実際にあったのですが、ある方に「朝3時に目が覚めるから導入剤飲んでるねん」と相談されました。
「出来たら後3時間寝たいんやけどなぁ、早よ起きてもしゃーないから」とも。
その方に寝た時間をお聞きすると「だいたい7時には寝てる」というのです。
そう!この方は8時間も寝ているんです(笑)
なので、「寝る時間を9時頃にしたらどうですか?」とアドバイス?させて頂いたところ
「5時頃まで寝れるようになった」という事で、導入剤を飲まないでも良くなりました。
 
又、ある方は「何度も目が覚めて寝た気がしない」と言われたので「お昼寝はしてますか?」とお聞きしたところ
「1時頃から4時くらいまで寝てる」と言われるのです。
「お昼にそれだけ寝たら夜寝れないですよ、お昼寝の時間を減らしてみてください」とお願いしました。
すると、「最初は昼寝せーへんのつらかったけどその分夜寝れるようになったわ」と話してくれました。
で、この方も処方されていた睡眠薬をやめれました。
 
 
 
『寝れない』のは本当に辛い事です。
 
それがたまにならいいですが、毎日の様に寝れないという状態で、日中眠くて仕事や家事、育児どころではない
という方もおられるでしょう。
お子さんの夜泣きなどが原因の場合は家族の手助けが必要ですが、それ以外の場合思い込みという事もあります。
 
しかし、『寝なければならない』という強迫観念にも似た気持ちが強くなり、逆に寝れなくなっている場合もあります。
 
他にも、寝ているのに、寝ていないという勘違いの場合もあります。
だいたい睡眠の波は90分ごとに深い眠りと浅い眠りが繰り返していると言われますが、人によってはそのサイクルが
もっと短い方もおられます。
時運で気が付かないうちに深い眠りに入って浅い眠りの時に何かしらの物音などで目が覚める
時間を見たらまだ夜中、「何でこんな時間に起きたんやろ?おかしい」と勘違いしてしまうという事も。
 
 
大切なのは、起きる時間ではなく、少しでもスッキリ目が覚めているか?という事です。
何時に起きたとしても、眠くて眠くて無理やり起きているという状態でない限りそんなに心配はありません。
例え夜寝れていないと思っていても、日中無意識にふっと寝ている場合もあります。(ほんの数秒でも)
 
しかし、やはりお布団で気持ち良く寝たいと思いますよね。
そんな時に、やってみてほしい事があります。
 
 
 
〇 お風呂に入って15分ほどしてからお布団に入る
 
  お風呂でカラダを温めると目が覚めます。
  なので、少し体温が下がり出した頃にお布団に入る事で眠りやすい環境になります。
  時にこれから暑くなるので、お風呂上がりにすぐお布団には入れないと思いますので、やってみて下さい。
 
 
〇 好きなアロマをたく
  
  睡眠に向いているアロマもありますが、嫌いな香りだと落ち着きませんよね。
  なので、何でもいいですので、好きなアロマを枕元で焚いてみて下さい。
 
 
〇 『寝なければ』と強く思わない
 
  良く子どもの頃、遠足の前の日に興奮して寝れなかった経験もあると思います。
  「早く寝ないと。。。」と思っていたと思います。
  『寝なければ』と思えば思うほど寝れないものです。
  「こういう日なんだ」と受け入れて下さい。
 
 
〇 TVやスマホ、パソコンを寝る前には見ない
 
  画面の光量が明るければ明るい程脳が興奮状態になります。
  もしどうしても見る場合は、明るさを出来る限り暗く調整して下さい。
 
 
実はこれを書いている今日私は2時頃にやっと寝れました。
5時起きなので3時間ほどですね、睡眠時間は。
しかし、よくある事なので、『寝るタイミングがズレた』とあきらめて真っ暗な部屋でボーとしてました。
なので今日は早めに寝ようと思います(笑)
 
 
 
 
 
 
 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

 

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