明け方もう少し寝ていたいのに・・・


皆さんおはようございます(^O^)/

2019年 10月 17日 (木)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

最近、デイサービスに毎日行かせて頂いているのですが

特に多くなっている悩みが

「足がつる」という事です。

特に高齢の方々は、手足が冷たくなっている方が多いです。

活動量の低下、筋肉量の低下、クスリの影響(特に高血圧のクスリ)が

原因として考えられます。

 

そこで、以前にもまとめたのですが、

再度UPさせていただきますので、

予防法と合わせてお読みいただき、

参考にしてください。

 

 

目次

【夜中(朝方に足がつる】

【なぜ中年になるとリスクが高まるのか】

【こむら返りがおこりにくくなる予防法】

【まとめ】

 

 

 

夜中(朝方に)足がつる

 

 

睡眠中に足がつる原因

 

意識していない強い筋肉収縮が突然発生し、

つって痛みを伴う症状を俗に「こむら返り」と言います。

大阪では「こぶら返り」ですね(笑)

いわゆる「痛みを伴う筋痙攣(けいれん)」なのですが、

健康な人でも激しい運動や長時間の立ち仕事の後には起こることがあります。

40歳以上の方で経験していないという方は少ないのではないでしょうか?

中には先述した方の様に、毎晩足がつるという方もおられるかもしれません。

足がつる原因としては、

筋肉はカルシウム、マグネシクム、ナトリウム、

カリウム、水素の各イオンがバランスによって反応するのですが、

普通余分なイオンは尿や汗などからカラダの外に排出され、

ちょうどいいように調節しています。

しかし、睡眠時は冬場でも汗を多くかいており(通常でコップ2杯程度)脱水傾向にあります。

さらに寝返り以外ほとんどカラダを動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。

朝方冷え込んできたこの時期は、

足の筋肉が冷え血管が収縮し、血行は悪くなります。

こういった悪い状況でイオンバランスが悪くなっているときに、

たまたま寝返りをうったり、伸びをしたりして筋肉に刺激が加わると、

筋肉の細胞の過剰な収縮が発生しやすくなるのです。

 

 

なぜ中年になるとリスクが高まるのか

 

 

ではなぜ中年以降で起こりやすくなってしまうのでしょうか。

一番考えられる事は、若いときより運動量が減っているからでしょう。

運動量が減り、筋肉量が減少している為、筋肉内の血行が低下し、

乳酸などの疲労物質が排出しづらくなり、末梢神経の興奮を抑えにくくなる事で、

筋肉の細胞が暴走しやすい、ということが考えられます。

年齢を重ねると、激しい運動をしていなくても筋肉が疲労しやすく、

睡眠中に足がつるリスクが高まってしまいます。

他にも、妊娠中は、過呼吸によって血液がアルカリ性になっていたり、

子宮が下大静脈を圧迫して血液循環が悪くなっていたり、

足が疲労しやすいことから、足がつりやすいくなっています。

※ こむら返りの痛みが、あれほど強いメカニズムは、はっきりわかっていません。

落ち着くとまったく痛くなくなるのは不思議ですよね。

 

 

こむら返りが起こりにくくなる予防法

 

 

絶対足がつらないとは言い切れませんが、

少しでも、負担を少なくし、足がつらない様にするためにも、

 

〇 規則正しい生活(寝不足、寝だめに注意)

〇 バランスの良い食事(タンパク質6割・炭水化物2割・その他2割)

〇 適度な運動(ラジオ体操)

〇 運動後のストレッチ

〇 ミネラルの入った水分の補給(トイレに起きたらコップ1杯飲む)

〇 アルコール・タバコを控える

〇 ヒールが高いような疲れやすい靴を避ける

〇 寝る時にレッグウォーマーを付ける

〇 靴下を履いて寝ない

〇 電気毛布やアンカーを点けっぱなしにしない

 

この様な事に注意して下さい。

 

 

治療について

 

こむら返りが起こったとしても、ほとんどの場合は一過性です。

ストレッチと足踏み程度で大丈夫です。

足がつったら、まず足踏みをしてください。

それでも改善しない場合は、

〇 ストレッチ:膝を伸ばして座って足の指先をゆっくりと手前に引き寄せる           
        足の裏からふくらはぎが伸びている感じで大丈夫です。 
        立って足を前後にずらしてアキレス腱を伸ばす様にふくらはぎを伸ばす。

寒いからといって靴下を履いて寝る方もおられると思いますが、

足の裏の汗腺からの汗で、逆に冷えてしまいますので、逆効果です。

靴下を履くのではなく、レッグウォーマーなどを使用してください。

 

〇 足踏み:座った状態で足を1.21.2.と地面にぶつけてください。
      特にかかとをトントンとすると血行が良くなり
      痛みも軽減してきます。

 

病院での治療

 

 

薬が処方されるようです。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、10分くらいで効果が出て、速効性もあるようですが、

甘草による副作用が出やすいそうです。

他にも、甘草を含まない牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)や八味地黄丸(はちみじおうがん)、

などの漢方や筋弛緩薬のエペリゾン(ミオナールなど)、

抗痙攣薬のジアゼパム(セルシンなど)が処方されるそうです。

しかし、足がつることが頻繁にあったり、

喉が渇く・手足がしびれる・歩行しづらい・腰痛がある・足が異常にむくむ・

言葉が出にくいなどの症状がある場合は、早めに専門の医療機関を受診して下さい。

 

こむら返りを起こしやすい病気

 

下痢や嘔吐、脱水、熱中症、血管炎、バージャー病、

閉そく性動脈硬化症、下肢静脈瘤、低栄養、糖尿病、肝硬変、

甲状腺機能低下症、アジソン病

脳梗塞、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、関節炎、

 

足がつりやすくなるおクスリ

 

高血圧のクスリ、抗がん剤、ぜんそく薬、利尿剤、ホルモン剤

 

 

 

当院での治療

 

当院では、カラダのバランスを整え、血行が良くなる整体を行います。

又、必要であれば、超音波や超短波などの温熱療法を行い、

筋肉を緩め、血行を良くします。

 

 

まとめ

 

 

夜(朝方)足がつるのは、年齢とともに低下した筋肉が

寝ている時に脱水をおこすことで、

ミネラルなどのイオンのバランスが崩れる事が原因。

予防として、こまめなミネラルを含んだ水分補給など。

足がつってしまったら、足踏みをして、

改善しない場合はストレッチなども試してください。

病院では、漢方などを処方されるようです。

当院では全身の血行を良くする整体と、

必要であれば、超音波や超短波などの温熱機器を使用して

改善します。

 

 

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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