これからの時期に多い「冷え症」の改善方法は?


皆さんおはようございます(^O^)/

2018年10月9日(火)

和泉市 笑福整骨院 院長村西です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

これから寒い季節です、「手や足の先が冷たい」「なかなか温まらない」と言う人が多くなる時期です。

「毎年のことだ」と諦めている人、冬だけではなく夏場でも同じ様な症状で困っている人がたくさんおられます。

なぜこのように感じるのか原因や予防法、対処法を知って、早めに改善に役立ててください。

 

 

 

 

冷え症について

 

 

 

 

人間はもともと体温が変動せず、気温が変化しても一定の体温に保とうとする「恒温動物」です。

脳の自律神経の中枢「視床下部」からの指令によって、

血流を変化させたり、汗をかくことで、体温を一定に保とうとする働きがあります。

例えば、皮膚から「寒さ」を感じると血管を縮めて血流を悪くすることで、

皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくしたりします。

また、寒さを感じるとカラダがふるえた経験があると思いますが、

これも筋肉をふるわせて低くなった体温を上げようとする反応です。
逆に、夏場などで暑くて体温が上がるときは血管を広げてたくさんの血液を流し、

皮膚の表面温度を上げて放熱したり、汗をかく事で熱を逃がしたりするように調整しています。

一定に保つことをホメオスタシスと言いますが、これらの働きは全て自律神経が司っています。

 

 

 

冷え症の原因

 

 

 

寒くなると手や足の先が冷たくなるのは、いわば当たり前の事です。

しかし外の気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先がかなり温まりにくく、

慢性的に冷えているようなときに、「冷え症」と呼びます。

「夏で暑い日なのに手や足の先が冷えている」、

「お腹や腰回りが冷たいと感じる」と言う様な症状などもそうです。

カラダの中心が冷えている為、少しくらいカラダを動かしたくらいでは、なかなか温かいと感じないのです。

「冷え症」とは、本来は働くべき体温調節機能がうまく機能していない状態の事で、

主な原因として、次のようなことが考えられています。

 
自律神経の乱れ

 

ストレスや不規則な生活、夏の疲れなどにより、体温調節の指令を出す自律神経がうまく機能していない。

また、今の時代常に空調が効いているので、室温と外気温の差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れやすい。

この様な事で、夏でも「冷え症」に悩む方が増えている。

 

 

皮膚感覚の乱れ

 

きつい肌着やストッキング、靴などでカラダを締めつけていたり、

何枚も重ね着することで、血行がとどこおり、

「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺(鈍る)。

その為に体温調節の指令が伝わりにくい。

 

 

血液循環の悪化

 

貧血、低血圧や血管の疾患がある人、ドロドロ血、血流量が少ない人は、血流がとどこおりがち。

 

 

筋肉の量が少ない

 

女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少ない為、

女性に冷え症が多い原因の一つ。

また、女性だけではなく、運動不足の人も総じて筋肉量が少ないため、冷え症になりやすい。

 

 

女性ホルモンの乱れ

 

ストレスが多かったり、更年期になったりすると、

女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化なども冷え症の要因と考えられる。

 

 

 

 

カラダの中心部(胴体)を守る為!

 

 

 

冷えを感じている方の多くは手の先や足の先が冷たいと言われる方が多いのですが

手足に特に冷えを感じるわけは、

重要な臓器が集まる中心部(胴体)を一定の温度(通常は37度前後)に保とうとする為です。

特に寒いときは、からだの中心部(胴体)に血液を集めて、体温を維持しようとします。

これをホメオスタシスと言いますが、その為末端である手や足の先には血液が行き渡りにくくなり、

温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。

 

 

 

 

 

隠れた病気の場合も

 

 

 

手足の冷え(冷え症)は、上記したように寒さや血行不良が大いに関係するのですが、

さまざまな対策を講じても治りにくい場合には、他の病気が隠れている場合があります。

低血圧や貧血、膠原病や甲状腺機能低下症などが考えられるほか、

手足の動脈が詰まって血行障害を起こすASO(閉塞性動脈硬化症)は

運動不足やたばこの吸いすぎの人に多くみられます。

また、レイノー病、バージャー病、全身性エリテマトーデス(SLE)なども、

手足の冷え(冷え症)に似た症状があらわれます。

なかなか改善しない冷え症は一度専門の医療機関で診察を受けたほうがいいかも知れませんが、

特に隠れた病気ではない場合の改善策はあるのでしょうか?

 

 

 

冷え症の改善策

 
先ほど書いたように、一度専門の医療機関で検査を受けても、異常のない場合、

どの様な改善策があるのでしょうか?

 

〇 甘いものを控える

特に「白砂糖」は極陰性の食べ物です。
ごほうびの甘いものと言って甘いものを食べていると
冷え症は改善しないどころか、ドンドンひどくなります。
少し控えてください。

 

〇 朝起きた時にお白湯を飲む

朝起きて胃の中が空っぽの時に、お白湯を飲む事で
カラダの中心が温まります。
コーヒーなどを飲む前にお白湯を飲むようにしましょう。
(コーヒーはカラダを冷やす為、1日3杯程度が望ましい)

 

〇 休日だけでもお風呂にゆっくりつかる

毎日忙しくしていると、ゆっくりお風呂につかる時間も無いという方が多いです。
平日はシャワーという方は45度程度の集めのお湯で足湯をしながらシャワーをしたとしても、
休日や時間のある時に、40度程度の温いお風呂にゆっくりつかってください。

 

〇 温めすぎない

これから寒くなってくると、寝る時にアンカーや電気毛布を使う方も増えます。
しかし、朝までずっと電気を入れっぱなしで寝ると、逆にカラダが冷えてしまいますし。
脱水をおこしてしまう危険性もあります。
寝るまでに布団を温めておいて、寝る時は電気を消すのが本当の使い方だそうです。
どうしてもという方は湯たんぽをお使いください。

 

〇 首・手首・お腹・足首を暖かくする

くびれている所を暖かくすることは、大昔から言われ続けていました。
私も腹巻を毎日していますが、最近はかわいらしい柄のものや機能的なものも
多くなっています。レッグウォーマー・ネックウォーマーなどで
くびれている所を暖かくしてください。

 

 

如何でしょうか?

5つほど冷え症改善ポイントを上げてみましたが、それ以外にも、

お味噌汁を飲むトウガラシを靴下の先に入れる足の指を握ってはなすなど

色々な方法があります。

 

まとめ

 

 

 

「冷え症」とは人間のカラダの中心部(胴体)を守る為で、自律神経や皮膚感覚の乱れも原因の一つ。

隠れた病気の場合もあるが、多くの場合は改善することが可能。

その為には、甘いものを控えたり、温めすぎない事、きつく締め付ける肌着を止める事も大切。

 
これから本格的に寒くなってきますので、少しでも冷え症がマシになるように

はじめてみてください。

しかし、どうしても改善しないという場合は、

なかなか文章で書くのは難しいのですが、

当院の患者さんの冷え症の方も改善しており、

「体温が36.8度まで上がった」

「足のむくみが無くなった」

「お腹を触っても冷たくない」
など効果のある「超短波療法」というものもあります。

詳しくは

「治療器について」の「超短波」

をお読みください。

 

 

 

柔道整復師 村西謙一 監修

 

 

 

 

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