42年前も発表された論文でわかっていることなのに⁉


本日の腰痛新常識
『坐骨神経痛患者を対象とした牽引群とシャムトリートメント(擬似牽引)群に
割り付けた二重盲検ランダム化比較試験によると、
両群の間に疼痛や理学所見の差は認められなかった。
腰痛や坐骨神経痛に対して牽引が有効だという証拠はない。』(1975年)
http://1.usa.gov/qWLMLj

この論文の日付は1975年となっています。
といことは、42年前のものです。
この頃から牽引は効果がないという事が分かっているのです。
未だに牽引を行っている整形外科や整骨院はたくさんあります。
日本では命に係わる事例はまだ発生していないですが、
海外では牽引によって死亡事故も起こっています。
又、以前私が勤めていた整骨院に患者さんの中には、
牽引をした後に首が回らなくなったという方もおられました。
皆さん、正しい医療を受けましょう。
少し前に来られた小学1年生の女の子。
小さいころから毎日の様に頭痛を訴えていたそうです。
脳の検査をしても異常なし、毎日の様に薬を飲むも毎日数回頭痛を訴えるので、
お母さんも困っていた様です。
私の中学生の頃毎日の様に頭痛があり、
毎日の様に鎮痛剤を飲んでいたのでものすごくつらい気持ちが分かります。
連れてきてもらい、カラダを診させていただいたところ、
かなりカラダが捻じれていることが分かりました。
カラダのバランスを整える整体を行って、1週間、様子を聞くと、
「頭痛の回数が減ってきたのと訴える時間が短くなった」との事。
2回目の施術後お電話をいただき、
「全く頭痛をうったえなくなりました」と嬉しいお言葉をいただきました。
頭痛=脳と考えがちですが、
検査をしても異常がない場合カラダのねじれなどが原因のことがあります。
鎮痛剤でごまかすのではなく根本から改善してもらえてよかったです。
お子さんが痛みを訴える場合伝え方が分からなかったり
表現力などの理由でうまく伝わらないこともありますので、
注意が必要ですね。