ヘルニアや腰椎変性症と診断されても⁉


本日の腰痛新常識
『椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。』
http://1.usa.gov/iN3oKG

 

国際腰椎学会でボルボ賞を受賞した有名な論文です。
これを考えると現在レントゲンを撮って「ヘルニア」や「椎間板変性」と

診断されても関係が無いことが分かります。

腰痛や下肢の痺れの原因は他にあるのです。

その原因を正さない限り腰痛は治りません。

 

 

 

先日来られた20代の女性の患者さん。
慢性的な肩こりに悩まされており、ひどい時には頭痛などもあり悩んでいたそうです。

他にも下肢の浮腫み、便秘、疲れた時には腰痛も発症し、

その度に鎮痛剤を飲み、効かなければ近所の整骨院でマッサージを受けていたそうです。

しかしその時は気持ちがいいが次の日の朝にはすでに肩がこっている状態だったそうです。

そんな時にネットで当院を見つけて来院されました。

若いのに会社では役職がついており部下は年上という状態でストレスもかなりある様です。

身体を診させて頂くと脚長差があり、僧帽筋が張っておりいわゆる「いかり肩」になっていました。

そこで、骨格のバランスを整える整体と血行を良くする整体を行いました。

すると「これだけでこんなに変わるんですか?」と驚かれていました。

骨格がねじれていると血行が悪くなり、筋肉は収縮して硬くなりコリが生まれます。

更にストレスなどを感じると肩に力が入り、肩甲骨周りの筋肉が収縮します。

このような状態でマッサージを受けてもほぐれることはありません。

症状だけを見るのではなく、原因を追究し改善することで、

痛みが出ないカラダを作ることが可能です。

どうしても改善しない症状は原因が他にあるかもしれませんよ。