不必要な検査が医療費高騰を招く⁉


本日の腰痛新常識
『メディケア受給者を調査した結果、11年間で腰痛患者(132%増)の医療費は387%増加し、
2年間でブロック注射の費用は59%、MRIとCTの費用は42%増加。レッドフラッグのない61%がMRIを受けていた。』http://1.usa.gov/tWSnmN

 

腰痛患者が増えるに伴い、画像検査等で医療費が高騰しています。

世界の腰痛診療ガイドラインではレッドフラッグ以外の腰痛の場合は

画像検査等は推奨していませんが、

日本ではルーティーンの様にすべての腰痛に画像検査を行っています。

このままでは健康保険制度は崩壊の危機ですね。

 

 

 

 

先日来られた20代の女性の患者さん。

自転車で転倒し膝をぶつけたそうですが、

次の日になっても痛みが治まらず整形外科で「後十字靭帯損傷」と診断されたそうです。

手術も勧められたそうですが、

出来れば手術したくないという事でネットで色々探して

当院に来られました。検査をしても靭帯が損傷している感じはなく、

AKA療法と臀部から膝にかけて血行を良くする整体を行ったところ、

3回目の施術でほとんど痛みがなくり、

「多少不安は残っていますが痛みはほとんどないです」との事。

ケガ=手術と考えがちですが、もしかしたら手術をしなくても痛みは無くなるかもしれません。

まずは保存療法を試してから最終手段で手術を考えましょう。