医療費の高騰を招くのは⁉


本日の腰痛新常識
『腰痛患者380名をX線撮影群とMRI群に割り付けたRCT(ランダム化較試験)によると、
両群間の活動障害・改善率・再発頻度などに差は認められなかった。
医師も患者もMRIを好むが手術件数が増えて医療費が高騰する。』

http://1.usa.gov/sxB3et

レッドフラッグ(危険信号)のない多くの腰痛患者に画像診断を行なうと、

不必要な手術件数が増えて医療費の高騰を招きます。

海外の腰痛診療ガイドラインではレッドフラッグ以外のレントゲン撮影は

推奨されていません。

思い込みや先入観は捨てて、そろそろ事実に目を向けるべき時ではないでしょうか。

 

先日来られた50代の女性の患者さん。

股関節の痛みで来院されたのですが、

股関節が痛くなる前に臀部の筋肉のハリ感が強くなり、

じっと座れない状態だそうです。

又、座って立ちあがる際に股関節に痛みが出るので、

スッと立つことが出来なくて困っているとの事でした。

先日3回目の施術後、「痛みが変わってきた」という事でした。

臀部のハリ感は全くなくて、股関節の痛みもかなりマシになった様です。

その為、休んでいた趣味のバレーボールにも参加することが出来、

「汗を流せて気持ちがいい♪」と喜んでくださいました。

痛みで楽しいはずの趣味を休むことはかなりつらいと思います。

少しでも早く再開できるようにお手伝いさせて頂きます。