カラダが変わってる~⁉


本日の腰痛新常識
『疼痛を5番目のバイタルサインとして疼痛スケールで評価すると、
薬の過剰投与に気づかないばかりか投与不足を過度に強調してしまう。
このバランスの悪さが鎮静剤と麻薬のさらなる過剰投与を招き、
患者の死亡や活動障害の原因となる。』

http://1.usa.gov/nRF75X

バイタルサインとは脈拍・体温・呼吸数・血圧の事で、

これに疼痛をスケール化して評価しようとするものでしたが、

先日も記述した通り痛みの緩和につながるものではありませんでした。

過剰診療、過剰投与につながる恐れがあるという論文です。

大きな病気だけでなく慢性腰痛や肩こりも同じです。

逆に言えば痛みがなくなったから治ったという事ではないのです。

 

先日2回目の施術に来られた50代の女性の患者さん。

施術してから1週間ですが、カラダのバランスが変わったのか、

「元々の痛みと違う痛みが出た」との事でした。

この方は股関節が痛かったのですが、その痛みは無くなり、

代わりに膝の痛みが出たそうです。

すぐに治まったそうですが、「カラダが変わってる~」と感じたそうです。

この方の様に、施術することで痛みの箇所が代わる場合があります。

これは整体などで、本来の癖のない状態に戻すことで、

今まで負担がかかっていた癖のあるカラダの使い方が整う事で起きる現象ですので、

心配のない変化です。