椎間板ヘルニアに対する脊椎固定術は成績が悪いです⁉


本日の腰痛新常識
『腰下肢痛を訴える椎間板ヘルニア患者69名を対象に、椎弓切除術群と椎弓切除術+固定術群の術後成績を3年間追跡したRCT(ランダム化比較試験)によると、優または良と評価できた割合は椎弓切除術群が71%で椎弓切除術+固定術群が53%だった。』

http://1.usa.gov/pNHEa3
当院にも整形外科で「固定する手術を勧められたけど、
手術が嫌なのできました」という患者さんは多いです。
そもそも腰痛の原因はヘルニアではないのに、
なぜ椎弓切除術や固定術を行う又は進めるのでしょう?
無駄な手術は受けない様にしてくださいネ。
昨日来られた40代の男性の患者さん。
2週間あけての施術でした。
元々腰の痛みが強く、病院でブロック注射を受けていましたが、
一向に痛みがなくならないと言って来られた方です。
来院当初は歩くのもやっとで、
痛みがやわらいでも仕事で座っていると痛みが増してくるという状態で、
施術間隔をあけることを不安に感じておられ、
2週間に1度施術をしていました。
しかし、昨日「2週間全く痛みなく過ごすことが出来たので、3週間あけてみます」と
前向きなお言葉をいただきました。
初回に立てる施術計画から少しずれたとしても不安を感じている時に
無理をするのではなく、患者さんの気持ちを考えながら
これからも施術していきたいと思います。