軽い捻挫だと侮らないでください


皆さんこんにちは(^O^)/
いつもブログをお読み下さりありがとうございます。
最近、膝関節前十字靭帯損傷、足関節捻挫3度などの外傷患者さんが増えています。
先日も当院に通っているお母さんから相談を受け、中学生の男の子の
足を診させていただきました。
カラダを動かすことが好きで、クラブ活動以外でも自分で走りに行ったりする
そうですが、先日クラブで捻挫をしてそのまま放置してカラダを動かし続けていました。
しだいに、かかとの方まで痛くなったという事で昨日来院。
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左右で脚長差があり、左足に負担がかかっている状態でした。
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三角靭帯部が腫れててかかと全体が厚ぼったいことが分かります。
このような場合、足関節の治療だけ行っていても良くなりません。
骨盤の歪みを整え、左右の脚長差を調整したうえで、足関節の調整、超音波
テーピング固定で荷重時の負荷を軽減する必要があります。
運動が好きであっても炎症期はカラダを休める必要があります。
この様な1度捻挫であれば2週間のテーピング固定で大丈夫です。
その後、足関節の動的安定性を出すことでケガをしにくいカラダを作って行きます。
足関節の捻挫がクセになるという話を聞いたことがあると思いますが、
癖になるのではなく、動的安定性を得る前に運動を始めてしまう為、
再負傷に繋がりやすいのです。
たかが軽い捻挫と侮らず、成長期の大切な関節ですので、予後を大切にしましょう。