頭痛にもいろいろな種類があるがあります

「頭痛」と一般的にまとめて言われることが多いですが、「片頭痛」「頭痛もち」など様々な呼び方や、いろいろな種類があります。

生体の反応としての頭痛

二日酔いの時や、冷たいものを一気に食べた時など頭が痛くなることがあります。これは誰にでも起こる生体反応としての頭痛です。この頭痛は一時的なものですので、心配はありません。

脳やカラダの病気が原因の頭痛(症候性頭痛)

命にかかわることもあります。脳腫瘍、くも膜下出血や脳梗塞などの脳血管障害などの病気によって起こるものもあります。区別する目安は「いつもと同じ痛み」なのかという事です。いつまでも治らない、段々と憎悪するような頭痛の場合はすぐに専門の医療機関を受診することが大切です。命にかかわらない場合でも、副鼻腔炎その他の全身の病気によって起こる頭痛もあります。繰り返しますが「いつもと違う」痛みの場合は専門の医療機関を受診してください。

慢性頭痛

慢性頭痛にもタイプがあり、それぞれ痛み方や対処法が異なります。また、一種類だけでなく複数のタイプが重なっている場合もあります。
1.片頭痛、2.緊張型頭痛、3.群発頭痛、4.その他
と大きく分けて4つのタイプがあります。

1.片頭痛

痛みの特徴
・拍動性の痛み(脈拍に合わせてズキンズキンと痛みが出る)
・頭の片側(側面)が痛む(両側の場合もある)
・痛みがひどくなったら吐き気を伴うこともある
・前兆がある、目の前がチカチカする、視野が欠ける、生あくび、肩こり、首すじのはり感など
・カラダを動かすと痛みが強くなる

原因として
血管が拡張して周囲の神経が引っ張られて痛みが起きます。なぜ血管が拡張するのかハッキリしていませんが、次のようなことが考えられます。

・睡眠不足など生活リズムの乱れ
・極度の緊張から開放されてホッとしたとき
・雑踏・人ごみ
・熱いお風呂(42度以上)、サウナ
・生理中のホルモンバランスの乱れ
・飲酒や特定の食品(人によって異なる)
・休日リラックスしすぎ・寝すぎなど

このような自律神経の影響で、血管の収縮・拡張のリズムが乱れる事によって頭痛が起こると思われます。

対処方法
〇予防
出来るだけ規則正しい生活をして自律神経の働きを整える
痛くなりそうな時は氷などで患部を冷やして安静にする
予防薬(発作回数が少ない人や鎮痛薬がよく効く人には必ずしも必要なものではありません)

〇痛くなったら
暗い静かな部屋で安静にする(光や音は避ける)
痛む部分を冷やす、圧迫する
鎮痛薬(病院や市販の薬)

2.緊張性頭痛

痛みの特徴
・頭をギューッと締め付けられるような痛み、圧迫感、肩から首、後頭部に重い感じが続く
・後頭部を中心に両側が痛くなる
・首や肩のコリや目の奥に痛みを感じる

原因として
筋肉が緊張することから痛みが起きると考えられます。
・ふだんの姿勢の悪さ
・首の骨などの骨格・体型の歪み
・首や肩のコリ、緊張
・目の疲れ、歯の噛み合わせ
・ストレスや精神的な緊張

対処方法
〇予防
症状の予防・軽快のためには、原因となる筋肉の緊張を解消すること、起こさせないようにすることです。
姿勢を正しくする
骨格・体型の歪みを改善する
枕を正しく選ぶ
ストレスコントロール

〇痛くなったら
入浴や、こっている部分をホットパックなどで温める
マッサージや指圧
ストレッチでこりをほぐす
服薬(鎮痛薬は効果が得られない場合が多い)

3.群発頭痛

痛みの特徴
・慢性頭痛で最大級の強烈な痛み。目の奥がえぐられるよう、じっとしていられない
・決まった片側(側頭部)が痛む 特に目の奥が痛い
・頭痛が持続するのは1~2時間程度 毎日のように決まった時間に起こる
・直前に目のかすみ、首のはりなどの前兆がある
・目の充血、涙目、鼻水などの自律神経症状を伴う
・どちらかと言えば男性に多い

原因として
原因はハッキリしていません。が、こめかみの血管拡張がおきているためといわれています。
また流涙や鼻水の症状が出る事から自律神経の乱れが原因ともいわれています。
アルコール、ニトログリセリンで誘発される場合があります。

対処方法
群発期を予測して予防薬を飲む
鎮痛剤
100%酸素吸入
群発期はアルコールを避ける

4.その他

その他にも次のようなものがあります。

○頭部神経痛・・・頭部や顔面の末梢神経が痛む神経痛。ビリビリ、チクチク痛む
○低髄液圧性頭痛・・・髄液圧低下のために起こる頭痛。低血圧の人に多い。
○労作性頭痛・・・ある特定の動作によって頭痛が起こる。

当院での頭痛の施術
1.問診・検査

あなたのカラダの状態を把握するために、痛みや肩こりの出ている詳しい場所、それがどういったタイミングで出るのか、いつからどういった経過をたどっているのかなどしっかりと問診させていただきます。
その上で、
• 可動域検査
• 筋力検査
• 整形外科的検査
• 全身のバランス検査
を行います

2.整体治療

当院では、頭痛の治療であっても、全身(後姿)の写真を撮影し、かかとの脚長差なども含めて全身のバランスを確認し、カラダの「荷重足」と「非荷重足」を確認させて頂きます。これは検査にもかぶるのですが、体重が左右どちらかに傾いている場合、いくら肩や首の筋肉をほぐしても良くならないからです。
手に「右利き」「左利き」があるように足には「荷重足」と「非荷重足」があるのです。人間は2本の足で立つ生き物ですが、「荷重」と「非荷重」の差があるとカラダのバランスが微妙に崩れてしまい、崩れたバランスを整えようと様々な筋肉が緊張します。その緊張の一つが「肩こり」なので、まずはあなたの「荷重足」と「非荷重足」を確認するところから私の治療が始まります。
もちろん例外もあるのですが、人間のカラダは重力がかかっているからこそ、正常に動ごく様にできているので「非荷重足」側に症状が出ることが多々あります。整体治療では、日常生活におけるねじれの原因「荷重」「非加重」の差を考察し、全身のバランスを整えたうえで、頭蓋骨調整・脳髄液調整などの整体をする事で頭痛の根本原因を追究し出来るだけ早く改善する様に施術いたします。