坐骨神経痛

坐骨神経痛とは?

整形外科では『腰仙部坐骨神経の支配領域、すなわち腰部、下肢後面、あるいは概則部へ放散する疼痛自体、あるいは疼痛を呈する症候群の総称』とあります。

要約すると、『腰から太ももやふくらはぎにかけての痛みやしびれなどの症状』のことです。

これは、坐骨神経や総腓骨神経、脛骨神経が何らの影響で絞扼され起きていることが考えられます。

◎専門の医療機関を自信した方が良い場合

・  発症年齢が20歳未満か55歳超

・ 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)

・ 進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)

・ 胸部痛

・ 悪性腫瘍の病歴

・ 長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴

・ 非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ

・ 全般的な体調不良

・ 原因不明の体重減少

・ 腰部の強い屈曲制限の持続

・ 脊椎叩打痛

・ 身体の変形

・ 発熱

・ 膀胱直腸障害とサドル麻痺(会陰部の灼熱感など)

これらの症状は腰痛診療ガイドラインではレッドフラッグといって命の危険があるものです。
心当たりのある方は、すぐに専門の医療機関を受診してください。
但し、これらは全腰痛患者の5%程度です。
言い換えれば95%の腰痛患者さんは命の危険もなく、時間の経過とともに回復しますので
ご安心ください。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛と一言で言っても様々な要因が考えられますが、大きな要因としては

・長時間同じ姿勢が続く

・足を組んで座っていることが多い

・立っている時に片方の足に体重をかけている

というように偏ったカラダの使い方によって、
カラダのバランスが崩れる事によって痛みやしびれが生じたり

また、

・長時間スポーツをする事による筋肉疲労

・運動不足による筋力低下

・ストレス

・寝不足

・内臓疾患(消化器・泌尿器)

・血行不良

などによって、腰部、臀部、下肢の筋肉が緊張し、
血行が悪くなり、痛みやしびれが出ていると考えられます。

整形外科で『椎間板ヘルニア』『腰椎分離症』『すべり症』『脊柱管狭窄症』などの症病名を言われた方でも、当院で施術を受けて痛みもなく生活することができている方も多いです。

当院での腰痛の治療

.問診・検査

『坐骨神経痛』と一言で言っても、上記で述べた通り症状や原因は様々です。
長年にわたって腰や臀部、下肢に痛みやしびれが出ている場合も、日常生活の環境やクセ、ストレス、人間関係等をしっかり把握しないと、適切な改善計画することは出来ません。まず、しっかりお話を聴かせていただくことで、あなたのカラダを取り巻く環境を把握し、なぜ『坐骨神経痛』が出ているのか推理し、あなたに合った治療を組み立てていきます。

.検査

〇可動域検査
自分ではなかなか自覚できない日頃のクセや生活習慣により、身体の歪み(ねじれ)や筋肉の状態によって、左右前後で可動域(動く範囲)に違いが出ることがあります。可動域が狭くなっている側は、カラダの他の部分に無駄な力が加わることによって代償運動がおこるので、より負担がかかることになります。

〇徒手検査
病院で「腰椎椎間板ヘルニア」や「座骨神経痛」「脊柱管狭窄症」と言う様な、いわゆる「病名」を診断された場合は、専門の検査をすることで、その診断が本当なのか確かめます。

〇触診
背骨や骨盤、筋肉を触診することで、細かな歪みやねじれを見つけ、原因となる骨や筋肉を特定します。

このように写真で治療前と治療後を確認しカラダが変化していることを実感して頂きます。

3.整体治療

当院では、『坐骨神経痛』の治療であっても、全身(後姿)の写真を撮影し、かかとの脚長差なども含めて全身のバランスを確認し、カラダの「荷重足」と「非荷重足」を確認させて頂きます。

これは検査にもかぶるのですが、体重が左右どちらかに傾いている場合、いくら肩の筋肉をほぐしても良くならないからです。

手に「右利き」「左利き」があるように足には「荷重足」と「非荷重足」があるのです。人間は2本の足で立つ生き物ですが、「荷重」と「非荷重」の差があるとカラダのバランスが微妙に崩れてしまい、崩れたバランスを整えようと様々な筋肉が緊張します。その緊張の一つが「肩こり」なので、まずはあなたの「荷重足」と「非荷重足」を確認するところから私の治療が始まります。

もちろん例外もあるのですが、人間のカラダは重力がかかっているからこそ、正常に動く様にできているので「非荷重足」側に症状が出ることが多々あります。整体治療では、『バキバキ』する整体や『ゴリゴリ』するマッサージなどではなく、患者さんのカラダに出来るだけ負担をかけない弱い刺激で最大限の効果を出せる手技を用いる事で、日常生活におけるねじれの原因「荷重」「非加重」の差を考察し整体を行うことで、『坐骨神経痛』の根本原因を追究し出来るだけ早く改善する様に施術いたします。

4.トリガーポイント治療

トリガーポイントとは、筋肉が凝り固まった痛みやこりがもっとも強い部分の事で、この部分を解消すること、この部位を押すと「痛気持ち良い」感じがします。トリガーポイントが生じていると、筋肉は緊張している状態ですから、可動域制限が生じ動きづらくなります。又、そのまま放置していると、「関連痛」を引き起こし新たなトリガーポイントを発生させ、より症状が長引く原因にもなります。

筋肉の痛みの特徴は、鈍い痛み・明確な部位ではない・動くと痛みが悪化するという点です。

トリガーポイントが生じている部分に圧力を加えて一度血流を止め、その後圧力を解放することで新しい血液を流し、トリガーポイントを不活性化させる「虚血圧迫(きょけつあっぱく)」することで、トリガーポイントを取り除き、筋肉の緊張を取り除きます。すると筋肉本来の可動域に戻る事で、早期回復が期待出来ます。

当院のトリガーポイント治療

丁寧に問診と検査を行い、どの部位にトリガーポイントが発生しているのかを特定します。
長い間肩こりや腰痛にお悩みの方ほど、より深い部分が硬くなっている為、回数を重ねて血流を良くしなくてはなりません。

このような方はトリガーポイントが生じているかもしれません

◎同じ姿勢が長時間続いている方
◎同じ動きを繰り返す方
◎長時間運転する方
◎パソコン作業などで長時間固まった姿勢の方
◎激しいスポーツで筋肉を酷使している方
◎運動不足の方

個人差がありますが、人によっては治療後すぐに症状が改善されカラダが軽いと言われる方もいます。
必要以上の痛みはありませんので、治療中眠たくなる方もいるほどです。

 

◎必要に応じて治療機器も使用いたします

5.超短波療法

「超短波」とはベッドで導子に挟まれて寝ているだけの温熱治療機器です。

カラダの中心(内臓)を1秒間に2700万回もプラスとマイナス極が入れ替わる電波を利用しています。人間の細胞組織はプラスとマイナスの電気を持っている為、超短波によって細胞分子が回転し、摩擦を起こし発熱します。その結果超短波導子は暖かくないのに、カラダの奥深くから心地の良い温感が伝わります。血管を拡げ血行を促進し、内臓の冷えを取り、内臓が活性化することで冷えが原因の腰痛の改善を図ることが出来るのです。

6.超音波療法

この治療器はプローブ(患部に当てる導子)~1秒間に100万回又は300万回の超高速のミクロマッサージを創り出すことにより、カラダの深部(骨の部分)にまでミクロの振動が届き、そこに熱が発生することで、幹部の表面だけでなく、深部に温熱効果とマッサージ効果の2つの効果を創り出すことが出来ます。深部でおおよそ2~3度の温度上昇があると言われており、振動マッサージ効果は、音の圧力が人体の深部(骨の部分)にまで伝わり刺激を送るので、軟部組織の新陳代謝が良くなり、鎮痛効果が期待出来ます。